古事記ってなあに? 〜 アマテラスのお話と日本の神さまのひみつ10こ!
- punaapila1201
- 8月29日
- 読了時間: 3分
※こちらは、小学校低学年向けに古事記について説明したサンプル記事です。
みんなは「古事記(こじき)」って聞いたことあるかな?
古事記は、日本でいちばん古い本のお話で、神さまや国ができたときのことが書いてあるんだよ。
「むずかしそう」と思うかもしれないけど、神さまたちがけんかしたり、仲直りしたり、大きなモンスターをやっつけたりする物語だから、わかりやすくておもしろいんだ。
今日は、その中でもとくに大事な神さま「アマテラス」と、日本の神話について10このポイントにわけて紹介するね。
古事記ってなに?
古事記は、1,300年くらい前にまとめられた、日本でいちばん古い歴史のお話の本なんだ。
天(そら)や大地がどうやって生まれたのか、どんな神さまが出てきたのか、そして国がどうやってできたのかが書かれているよ。
古事記に出てくる神さまたち
・アマテラス(天照大神)
アマテラスは「太陽の神さま」。
光で世界を明るくして、みんながくらせるようにしたんだ。
・スサノオ
アマテラスの弟の神さま。
とても元気で、時々やんちゃすぎてトラブルをおこしちゃう。
だけど、大きなヘビの怪物「ヤマタノオロチ」をやっつけたヒーローでもあるよ。
・オオクニヌシ
国づくりをがんばった神さま。
動物を助けたり、人々がくらせるように土地をととのえたりしたんだ。
・いなばの白うさぎ
オオクニヌシが、けがをしたうさぎを助けてあげるお話だよ。
やさしい心を持っていたことがよくわかるんだ。
・国ゆずりのお話
オオクニヌシは、じぶんがつくった国を天からきた神さまにゆずるんだ。けんかしないで話し合って決めたんだよ。
アマテラスのふしぎなお話
・天岩戸(あまのいわと)
アマテラスが大きな岩の中にかくれちゃって、世界がまっくらになったことがあったんだ。
神さまたちがみんなで工夫して、アマテラスを外に出すことに成功!また光がもどったんだよ。
・太陽の神さまとしてのアマテラス
アマテラスは太陽そのものをあらわす神さま。
朝日がのぼって一日がはじまるのも、この神さまのおかげって言われているよ。
・伊勢神宮
今でもアマテラスをおまつりしている特別な神社が「伊勢神宮」。
日本のなかでもとくに大事にされている場所なんだ。
古事記から学べること
古事記には、自然がどう生まれたかのお話、神さまたちの家族や友だちのつながり、そして「やさしさ」「約束を守ること」「仲直りすること」が大事だよっていう教えがいっぱい入っているんだ。
さらに、天皇のおうちと神さまがつながっているお話や、出雲や伊勢など、今も残っている場所も出てくるんだよ。
今のわたしたちへのヒント
古事記はむかしのお話だけど、「けんかしても仲直りできる」「みんなで力を合わせればピンチを乗りこえられる」っていう大切なことを教えてくれるんだ。
もし読んでみたいなら、子ども向けにわかりやすく書かれた古事記の本がおすすめだよ。
まとめ
古事記のお話は、神さまたちのドラマがいっぱいつまっている物語なんだ。
アマテラスが世界を明るくしたり、スサノオがモンスターをたおしたり、オオクニヌシが人びとのくらしを助けたり。
昔のお話だけど、今のわたしたちにも「やさしさ」「ちえ」「協力の大切さ」を教えてくれるよ。
参考文献・おすすめ資料リスト
小学生向け・初心者向け
『マンガで読む古事記』武田尋善(講談社)
『小学生のための古事記』三浦祐之(岩波書店)
『ビジュアル古事記』山本健治(西東社)
一般向け
『古事記 新版現代語訳』武田祐吉(角川ソフィア文庫)
『古事記(現代語訳つき)』池澤夏樹(講談社学術文庫)
場所・資料館
伊勢神宮 公式サイト
出雲大社・各地の博物館資料
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